日本語QRコードについて(その1)
- 日本語QRコード 文字化けの原因とは!?
現在、日本語QRコードは様々なシーンで使用されています。QRコードそのもについてはデンソーウェーブ社が開発した技術です。
QRコードの詳細は様々なWEBサイトで解説されています。
ここでは、その中でも日本語(かなカナ漢字などの2Byteコード)を含んだQRコード(以下、日本語QR)の取り扱いについて触れていきます。
「QRコードをリーダーで読取ると文字化けする。」
こんな経験はありませんか?
あります!日本語が含まれている場合に起こりました。
どうして文字化けが起こるのですか?
QRコードリーダーが「日本語」について認識していない、と言うのが原因です。
そもそもQRコードリーダーが対応していないんです。
QRコードリーダーは読み取ったデータを文字コードでパソコンに送ると聞いたことがあります!
その通りです。文字化けをさせないためには日本語に準じたコードで送る必要があります。
リーダー側にこの設定をしないと日本語に割り当てのないでたらめなコードを
パソコンへ送ってしまうため、文字化けが発生します。
この設定は多くのQRコードリーダーには搭載されていません。
きちんと日本語の設定ができる対応QRコードリーダーが必要になります。
と言うことは、目的に応じて対応のQRコードリーダーを選べば問題ありませんね!
実は他にも原因があって、QRコード作成時の変換方法と、読み取り時の変換方法が異なると
文字化けが起こります。
日本語をQRコード化する時に、日本語文字をパソコンが処理できるコードに
変換(エンコード)する必要があります。
しかし、その変換方法が複数種類あります。
また、もとに戻すためにも変換(デコード)が必要になります。
つまり、このエンコードとデコードが同じでない場合に、文字化けが起こってしまう
ということですね。
人とパソコンの間で発生する要因だということが分かりました!
ちなみに、パソコンが受取った情報とソフトウェアが理解するコードって同じなのですか?
いい目の付けどころですね!必ずしも同じと言うわけではありません。
正しく戻したコードでも、ソフトウェアの変換方法が異なる場合に文字化けが起こります。
つまりこちらはパソコンとソフトウェアの間で発生する原因、ということになりますね。
解決方法を教えてください!
もちろんです!解決方法はこちらで説明しますね。