日本語QRコードについて(その2)
- 日本語QRコード 文字化けの解決法!
日本語を含むQRコードの読み取りで文字化けが起こる原因は3つあります。
詳しくはこちらで解説していますので、ここでは文字化けが起こらないための対策をご説明します。
①日本語対応QRコードリーダーを使用する
これは必須条件です。購入時には日本語を読取れるものかをご確認ください。
②QRコード作成時の方式と、読み取り時方式を合わせる
日本語の読み取りに対応したQRコードリーダーの設定になります。
文字列を「ShiftJIS」で作成したQRコードを読む時は、QRコードリーダーの設定も「ShiftJIS」に設定します。
「UTF-8」で作成したQRコードを読む時はQRコードリーダーの設定も「UTF-8」に設定します。
手元のQRコードがどのエンコードがされているか不明な場合は、作成元にお問い合わせいただくか、当社へQRコードをお送りください。
③文字エンコード方式と、使用するアプリケーションのコードを同じにする
「②」で設定したQRコードリーダーで出力される文字コードと使用するアプリケーションの文字コードをあわせます。
メモ帳やExlcel、Word等のアプリケーション側の設定です。
このように日本語QRコード対応QRコードリーダーの設定でShiftJISやUTF-8等に対応できますよ。
読み取りがうまくいかないときには、設定の確認ですね!
世界には様々なOSや言語などの環境がありますが、全てに対応できているのですか?
できていないのが現状です。例えばEUCなどは対応していません。
EUCは、QRコードリーダーで行うことができないので、その場合は専用のソフトウェアを利用します。
(多くの場合、日本語QRコード対応QRコードリーダーに付属します。)
Windowsに常駐し、QRコードリーダーから送られてくるコードを受け取り、
QRコードリーダーにかわってデコードを行い、アプリケーションに渡します。
QRコードも万能ではないのですね。
このように多彩な文字コードに対応したソフトウェアもありますので、
読取りたい文字コードがあるかは確認をしてくださいね!
ソフトウェアご利用にあたって、事前にQRコードリーダー専用のドライバーの
インストールなどが必要になりますのでご注意くださいね。